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親友

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よく、こんな写真を覚えてますな(汗)

2005年の夏、岐阜県は飛騨高山から安房峠を越えて長野まで。
これ以降、一緒に走る機会は無かった。
いや…機会を作らなかっただけなのか。
ちょっと後悔しちゃうかも。





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長期連休の度にいつも一緒。
あの頃は休みが始まる一週間くらい前から
ソワソワしてたっけな。

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バス釣りを始めたのも彼の影響。
お互い、負けず嫌いなのでいつでも真剣勝負。
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ここ一番の勝負では負けなかった。
でも、彼も同じことを思ってるはず。

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福岡までの里帰りツーリング。
走りのタイプはまったく違うのに、あんなに心地よく走れたのは
何故だろう。

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そして久しぶりの再会。
2年前はオレの結婚を仲間内で祝ってくれたっけ。
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まさか2年後に逆の立場で再会するとは
思ってもなかった。
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威くん、好恵さん、ご結婚おめでとうございます。
そして、ご両家、ご親族の皆さま、本日は誠におめでとうございます。
ただいま、ご紹介に預かりました、西田信也と申します。

私と新郎の威くんとは、高校の同級生から始まった友人でございまして
いまに至るまで、とても親しくさせてもらっています。

高校を卒業してからは、お互い県外就職で福岡を出て、
彼は滋賀のダイハツ、私は群馬のスバルということで、
距離は離れてしまったのですが、共に自動車メーカー勤務という
似たような環境の中で長期連休の度に仲間と一緒に旅行に行ったり、
趣味のバス釣りをしたり、あるいはバイクで何日も掛けて福岡まで里帰りしたりと、
高校時代よりも一緒に居る時間が短くなった分、濃い付き合いをさせてもらいました。

そんな私が威くんと初めて出会ったのは高校の入学式から
しばらくたってからのことでした。
普通、高校の同級生といえば入学式で出会うはずなのですが、
彼の場合は、中学を卒業してから高校の入学式までの間に
少し、はしゃぎすぎてしまったんですかね?
聞いた話によると、ちょっとした段差から、普通に飛び降りて着地しただけなのに
足がポッキリ折れてしまってそのまま入院してしまい、
結局入学式には間に合わずに転校生のような
残念な形で入学してきました。

そんなちょっとドジな彼と初めて出会ってから、お互い妙に馬が合い、
放課後の部活動からアルバイトまで常に一緒に行動していました。

そして高校生活も終わり、社会人として新たなスタートを切ったわけですが、
初めての長期連休で威くんと再会すると、入社してからゴールデンウィークまで
1ヶ月ちょっとしかないのに、バリバリの博多弁だった彼の言葉が、
すっかり関西弁になっていたんですね。
「貴様には九州男児の誇りはなかとや?」と、「このエセ関西人が!」と
憤ったものなのですが今思えば、新天地に早く馴染んで
仕事をこなそうという彼の意思の表れだったのかも・・・しれません。

また、滋賀に遊びに行った時には彼の滋賀での仲間と
一緒させていただくこともありました。
それまでの高校時代の同い年同士の彼の姿しか知らなかったわけですが
寮生活、そして職場や趣味を通じた先輩・後輩の関係の中で
彼の見せる小さな気遣いや思いやりに感嘆したことが何度もあります。

高校時代はどちらかというと「引っ張るより引っ張られるタイプ」だったのですが
後輩から慕われる姿。寮の自治会長として頑張る姿。
私が言うのも変なんですが親元を離れ、社会人になり、高校生の頃とは比べ物に
ならないくらい、責任感のある、芯の強い、尊敬できる友人になったと思います。

30を過ぎてからは、私自身家庭が出来たこともあり、独身の頃のように動けなくて
少し会う機会も減っていたのですが、あるときを境に、彼からたまに来るメールの文章が
妙に若々しくなりまして、なんか変だなと違和感を感じていたのですが、
「付き合ってる人が居る」と聞いたときには本当にビックリしました。

正直、好恵さんの年齢を聞いたときには「おいおい大丈夫か?」と勝手に心配をして
すぐにでも滋賀に飛んで言ってこの目で状況を確認したかったのですが、
私ひとりで悶々としてる間に時が経ち、「好恵さんと結婚する」との
連絡を受けたときは本当に良かったなと、幸せを掴んだなと、とても安心しました。

こうして今日、初めて好恵さんにお会いしたわけなんですが、
思っていた以上に可愛らしく、笑顔の素敵な明るい女性でビックリしました。
こんな素敵な女性を奥さんに迎えることを、とてもうらやましく思います。

ここでこの場をお借りしまして、お2人に私の気持ちを伝えたいと思います。

好恵さん、そねを一言であらわすと「マイペース」これに尽きます。
私もそのマイペースさゆえにぶつかってきたことが何度もあります。
しかし、後から振り返ってみると「ああ、そねの言う通りにしとけばよかったな」と
思うことが何度もありました。
どうか安心してそねについていって下さい。
そして、とっくに気がついてると思いますが、そねは寂しがり屋です。
超一級の寂しがり屋です。年上のそねに甘えることも多いかと思いますが
たまには甘えさせてあげて下さい。そしてそねを支え続けてあげてください。
誠実で心から信頼の置ける男です。間違いなく幸せな家庭が築けると思います。

そね、そねと出会ってから18年近くの時が過ぎました。
いつの間にか、出会った頃の年齢から倍以上の時が過ぎました。
とても語りつくせないほどの沢山の思い出があります。
その全てが今の自分を創ってくれた大切な宝物です。
こんなこと照れくさくて面と向かって言った事はないのですが、
今までも、そしてこれからも、そねのことはかけがえの無い最高の親友だと思っています。
今日は、そんな親友の結婚という瞬間に立ち会えることを心から嬉しく思います。
好恵さんを大切に、尊敬と感謝の心を忘れずにこれからの人生を歩んでください。

以上、お二人の未来にたくさんの幸せが降り注ぐことを願って、
お祝いの言葉とさせていただきます。

本日は本当におめでとうございます。

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by shinya_863 | 2009-09-09 04:55 | 追憶  

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